今日11月10日は、コピーライターであり「ほぼ日刊イトイ新聞」主宰、糸井重里さんの誕生日です。「不思議、大好き。」「おいしい生活。」など、時代を象徴する数々のコピーを生み出し、現在はコンテンツ企画や商品開発の分野でも活躍し続けています。
「『もうダメだ』と思った時からが、始まりだったりする。」
コピーライター 糸井 重里
この言葉は、行き詰まりや失敗を「終わり」ではなく「転換点」として捉える視点の重要性を示しています。ビジネスにおいて、プロジェクトが暗礁に乗り上げたり、市場の変化で従来の戦略が通用しなくなったりする事態は避けられません。 しかし、その「もうダメだ」という瞬間こそ、旧来のやり方や固定観念を捨て、全く新しいアプローチを試す最大のチャンスです。壁にぶつかった時、絶望の淵で思考を停止するのではなく、「ここから何が始められるか?」と問い直す。その逆転の発想こそが、停滞した状況を打破し、次のステージへと進むための本当の「始まり」となるのです。