ハーベイ・ファイアストン「一番重要なのはアイデアだ。」

ハーベイ・ファイアストン「一番重要なのはアイデアだ。」

今日12月20日は、世界的タイヤメーカー「ファイアストン」の創業者、ハーベイ・ファイアストンの誕生日です。自動車王フォード、発明王エジソンと共にキャンプ旅行を楽しむ親友同士だった彼は、まさにアメリカ産業界の黄金期を築いた巨人。そんな彼が、ビジネスの核心を突きます。

「資本はビジネスにおいてそれほど重要ではない。経験もそれほど重要ではない。一番重要なのはアイデアだ。」

実業家 ハーベイ・ファイアストン

新規事業や独立を考える時、私たちはつい「資金がない(予算不足)」「経験がない(スキル不足)」を言い訳にして足踏みしてしまいます。しかし、彼はそれらを「後からどうにでもなるもの」として切り捨てます。金や労働力は調達できますが、情熱の源泉となる「アイデア」だけは、誰かから借りることができないからです。 どんなに潤沢な資金があっても、枯れた種(陳腐な企画)からは芽が出ません。逆に、社会を変えるような熱量のあるアイデアさえあれば、ヒト・モノ・カネは後から磁石のように引き寄せられてきます。 土曜日の今日、足りないリソースを数えて嘆くのはやめましょう。「自分は何をしたいのか」というアイデアの種を磨くことこそが、実は最短の近道なのです。

上部へスクロール