8月11日は、スティーブ・ジョブズと共にAppleを設立し、個人用コンピュータの先駆けとなった「Apple I」や「Apple II」を独力で設計・開発した天才エンジニア、スティーブ・ウォズニアックの誕生日です。圧倒的な技術力と純粋な情熱で世界を変えた彼。そんな彼が語ったこの言葉は、集団思考に陥りがちな現代のイノベーションのあり方に重要な問いを投げかけています。
「本当に素晴らしいものは、委員会や会議からではなく、一人で静かに集中している空間から生まれる」
起業家・エンジニア スティーブ・ウォズニアック
ブレインストーミングや会議、チームでの議論は意見の擦り合わせに役立ちますが、過度な合意形成は時にアイデアの角を削り、無難で平凡な成果物へと収束させてしまう危険があります。真に革新的で人の心を揺さぶるアイデアやプロダクトは、誰にも邪魔されない空間で一人の人間が思考を極限まで深めた(ディープワーク)先にこそ宿るのです。
集団の意見に流されることなく、自分一人の思考の時間(ソロワーク)を確保すること。周りのノイズを遮断し、自分の感覚と技術にどこまで深く向き合えるかが、他にはない圧倒的な価値を生み出す源泉となります。