今日11月29日は、イギリスの作家であり学者、C.S.ルイスの誕生日です。世界的なベストセラー『ナルニア国物語』の作者として知られますが、彼がこの児童文学の金字塔を書き始めたのは50歳を過ぎてからでした。

「新しい目標を持ったり、新しい夢を見るのに、年を取りすぎているということはない。」

作家・学者　C.S.ルイス

この言葉は、キャリアの後半や、ある程度の成果を出した後にこそ響くメッセージです。ビジネスの世界では、経験を積むほどに「守り」に入り、過去の成功体験に固執してしまいがちです。 しかし、変化の激しい現代において、学び直し（リスキリング）や新規事業への挑戦に年齢制限はありません。むしろ、豊富な経験を持ったベテランこそが、新しい夢（ビジョン）を掲げることで、組織に深みと革新をもたらすことができます。「もう遅い」と限界を決めているのは、他ならぬ自分自身なのです。