本日8月21日は、世界の情報インフラを担うGoogleを共同で創業した計算機科学者、セルゲイ・ブリンの誕生日です。彼のスケールの大きな思考法は、この一見すると逆説的な言葉に集約されているのかもしれません。
「大きな問題を解決することは、小さな問題を解決するより簡単だ。」
計算機科学者 実業家 セルゲイ・ブリン
この言葉には、小さな問題は多くの競合がひしめくレッドオーシャンに陥りがちだが、壮大で困難な「大きな問題」には、世界中から最高の才能が集まり、その情熱を掻き立てる、というブリン氏の哲学が込められています。成功した際の影響力が計り知れないからこそ、優秀な人々は心惹かれるのかもしれません。これはGoogleが実践する「ムーンショット(壮大な目標)」の考え方にも繋がります。私たちが日々向き合っている課題も、視点を変え、より大きな社会課題として捉え直すことで、全く新しい解決策や協力者が現れる可能性を示唆しているのではないでしょうか。