10月13日は、「鉄の女」の異名を持ち、強い信念と果断な改革によって長年停滞していたイギリス経済の再建を成し遂げた英国初の女性首相、マーガレット・サッチャーの誕生日です。妥協を許さず自らの哲学を貫き通した彼女。そんな彼女が人間と組織の成長のメカニズムを解き明かしたこの言葉は、大きな目標や変革を達成するために私たちが着手すべき「真の起点」を提示しています。
「考えが変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる」
政治家 マーガレット・サッチャー
組織や個人のパフォーマンスを劇的に変えようとするとき、私たちは手っ取り早く「行動のルール」や「表面的な仕組み」を変えようとしがちです。しかし、その根底にある意識や捉え方(思考)が変わっていなければ、一時的な変化は長続きせず、すぐに元の習慣や文化へと逆戻りしてしまいます。運命や成果という大きな結末も、すべては日々無意識に巡らせている小さな「考え方」の積み重ねによって形成されています。 大きな改革や目標達成を目指すときほど、まず自分自身の物事の捉え方や前提を見つめ直すこと。日々の思考をポジティブかつ建設的な方向へと整え、それを日常の小さな行動、そして当たり前の「習慣」へと昇華させていくこと。思考という最もミクロな領域から変革を積み重ねていく姿勢こそが、やがて組織の文化や自らの運命をも大きく切り開く確実な力となります。

