9月15日は、『オリエント急行の殺人』や『そして誰もいなくなった』をはじめとする名作を生み出し、「ミステリの女王」として世界中で愛され続ける小説家、アガサ・クリスティの誕生日です。複雑に絡み合う人間の心理と運命の悪戯を鋭く描き続けた彼女。波乱に満ちた自らの人生をも力強く生き抜いた彼女が遺したこの言葉は、失敗や後悔に心が囚われそうになったとき、前を向くための力強い指針を与えてくれます。
「人生は一方通行です。進めるのは前だけです」
推理作家 アガサ・クリスティ
プロジェクトの失敗や予期せぬトラブルに見舞われたとき、私たちはつい「あのときこうしていれば」「過去に戻れたら」と悔やみ、思考を停滞させてしまいがちです。しかし、どれほど悔やんだところで過ぎ去った時間を巻き戻すことは不可能です。過去に縛られ続けることは、これから手に入るはずの未来の機会さえも放棄してしまうことを意味します。
起こってしまった事実を素直に受け入れ、そこからの学びを糧にして「今、この瞬間から何ができるか」に焦点を合わせること。過去の後悔にエネルギーを消費するのをやめ、意識を未来の行動へと一方向に集中させることこそが、どんな逆境からでも素早く立ち直り、新たな展開を切り開く唯一の方法です。

